「同じサイズなのに、あるブラはぴったりで、あるブラはカップが余る…」
そんな経験、ありますよね。
実はブラは“数字(サイズ)”だけでなく「カップの深さ・浅さ」が大きく影響します。
自分のバストに合ったカップの深さを知ると、フィット感もシルエットも格段に良くなりますよ。
ここでは、カップの深さが与える影響と、失敗しないための選び方を分かりやすく解説します。
1. カップの“深さ・浅さ”とは?
● 深めカップ
・高さ(カップの縦方向)がしっかりある
・バスト全体を包むように覆う
・安定感が高い
● 浅めカップ
・カップの高さが低め
・バストの“上側”を削ったデザイン
・すっきり見えて、軽いフィット感
同じD70でも、深いカップと浅いカップでは着け心地がまったく変わります。
2. 深めカップが合う人
● 特徴
・バストのボリュームがしっかりしている
・胸が柔らかく、下方向に流れやすい
・カップ上辺が浮きやすい
・トップの位置が下がり気味
● 合いやすいブラ
・フルカップ
・U字ワイヤー
・深め3/4カップ
・脇高ブラ
● 着けたときの良いサイン
・カップ上辺がぴったり沿う
・動いても胸が安定している
・前中心がしっかり密着
3. 浅めカップが合う人
● 特徴
・バストがコンパクト
・胸の上側にボリュームが少ない
・縦より横に広がるタイプ
・肩の可動域が狭く、深いカップだと食い込みやすい
● 合いやすいブラ
・ハーフカップ(1/2)
・浅め3/4カップ
・L字ワイヤー
・ストラップレス
● 着けたときの良いサイン
・カップ上辺にすき間ができない
・動いても食い込まない
・胸の丸みがきれいに出る
4. カップ深さが合っていない時のサイン
● 深めカップが“合っていない”場合
・カップ上に余りが出る
・横から見るとカップが浮く
・前中心が安定しない
● 浅めカップが“合っていない”場合
・胸が溢れる
・ストラップが食い込む
・谷間が不自然に強調される
・腕を動かすと胸が浮く
どちらも“痛み・ズレ・疲れやすさ”の原因につながります。
5. 簡単にできる「カップ深さの見極め方」
試着時にココを見れば判断しやすいですよ。
● ① カップ上辺をチェック
浮けば深すぎ、食い込みやすければ浅すぎ。
● ② 横から見たライン
深めは丸みが強く、浅めはスッキリしたシルエットになりやすい。
● ③ 動いて確認
腕を上げる・ひねる・軽く跳ねる。
胸が動きやすい方は深さが合っていない可能性が高いです。
● ④ 比較試着が一番確実
同じサイズで「深め・浅め」を両方試すと、違いがはっきり分かります。
6. TPOでカップ深さを使い分けるのも◎
・日常・仕事 → 安定感のある深め
・胸元が開く服 → 浅め
・オフショル・ドレス → 浅めハーフカップ
・動きが多い日 → 深めでホールド重視
カップの深さは“好み”だけでなく、“用途”で選ぶのも正解です。

