お店で試着したときは「いい感じ!」と思ったのに、家で着けたらなんだか合わない…。そんな経験、けっこう多いんです。ブラは見た目だけで決めると失敗しがちで、試着の質がフィット感を大きく左右します。
ここでは、下着選びで後悔しないために、今日から実践できる“試着のコツ”を分かりやすく紹介します。
1. 試着は必ず“正しくつける”ところから
ブラはつけ方でフィット感が大きく変わるアイテム。
試着するときこそ、以下の手順を丁寧に行ってください。
● 正しいつけ方(簡潔版)
- ストラップを肩にかける
- 前かがみでワイヤーをバージスラインに沿わせる
- ホックを留める
- バストを「脇→下→中央」にすくい入れる
- ストラップを指1本ゆるむ程度に調整する
これをしっかりやれば、フィット感がズレません。
2. 鏡で確認するポイント
試着室では、必ず正面・横・後ろ、3方向をチェックしてください。
● 正面
・前中心が浮いていない
・カップ上辺が胸に沿っている
・カップのしわ・浮きがない
● 横
・胸が正しい位置(“トップが二の腕の付け根あたり”)にある
・バストが前に自然に出て見える
● 後ろ
・アンダーが水平になっている
・背中に段差が出ていない
・ストラップがねじれていない
たったこれだけで、合っていないブラを避けやすくなります。
3. 痛み・違和感を見逃さない
「ちょっと痛いけど、慣れればいけるかも…」
これは大失敗の原因です。
● 試着時にNGなサイン
・脇が痛い
・ワイヤーが胸に触れる
・アンダーが苦しい
・ストラップが食い込む
・前中心が浮く
どれか一つでもあれば、別サイズか別モデルを試すのが正解。
4. 試着のときに“動いてみる”のが大事
ブラは動いて初めて相性が見えてきます。
● 動作チェック
・腕を上げ下げ
・体を左右にひねる
・軽く跳ねてみる
動作中に
・ずれ上がる
・胸が流れる
・カップが浮く
などがあれば、サイズまたはワイヤー形状が合っていません。
5. できるなら“2サイズ”試す
おすすめなのは
・カップ:ワンサイズ上か下
・アンダー:1サイズ違い
の3〜4パターンを試すこと。
ブラは同じサイズでもブランドや形でフィットが変わるので、比較して選ぶことが失敗しない最大のコツです。
6. 迷ったら“安定感”を優先
デザインが可愛くても、
・前中心が浮く
・胸が溢れる
・背中がズレる
なら買わないほうが◎。
長く快適に着られるのは、安定して支えてくれるブラです。
7. 店員さん(フィッター)に相談するのもアリ
プロはバージスライン・胸の柔らかさ・姿勢などを見て、最適なモデルを提案してくれます。
自分では分からない部分が多いので、遠慮せず頼ってOKです。

