ブラ選びでよく聞く「バージスライン」。でも、言葉だけ聞くと少し難しく感じますよね。実はバージスラインを理解するだけで“自分に合うブラかどうか”が一気に判断しやすくなります。痛い・浮く・ズレるといった悩みのほとんどは、このラインとワイヤーが合っていないことが原因です。
ここでは、バージスラインの意味と、正しい見分け方をわかりやすくまとめます。
1. バージスラインとは?
バストの付け根をぐるりと囲む“丸い境界線”のこと。
胸と胸じゃない部分の境目、と言い換えるとイメージしやすいと思います。
● 役割
バージスラインは
・バストの土台
・ワイヤーが収まる位置
・カップの形を決める基準
になる、とても大事なポイントなんです。
このラインに沿わせてブラをつけることで、初めて“正しいフィット”が生まれます。
2. なぜバージスラインが大事なの?
理由はシンプルで、ワイヤーがこのラインに合っていないと必ず不快感が出るから。
● 合っていない場合に起こること
・ワイヤーが胸に食い込む
・脇が痛くなる
・前中心が浮く
・カップが浮く
・胸がつぶれて見える
・ブラがずれ上がる
つまりブラがしっくりこない時は、このラインが合っていない可能性がかなり高いんです。
3. バージスラインの見分け方:簡単3ステップ
鏡の前で、以下をゆっくりやってみてくださいね。
ステップ① 片手で胸を優しく持ち上げる
胸の下の“丸いカーブ”が見えやすくなります。ここがバージスラインの基本位置。
ステップ② 指でカーブをなぞる
脇側から胸下を通って反対側まで、なめらかな半円状のラインがあるはずです。
骨っぽく感じる場所は、ワイヤーが当たって痛くなる部分にも繋がるポイント。
ステップ③ ブラをあててみる
ワイヤーのカーブと自分のバージスラインが“同じ形かどうか”をチェック。
・大きく外に広がっている
・逆に狭くて内側に食い込む
これらは「形が合っていない」サインです。
4. 形の特徴を知るとさらに分かりやすい
バージスラインには個人差があり、大きく3タイプに分けられます。
● 狭めタイプ
・ワイヤー幅が狭いブラが合いやすい
・L字型ワイヤーも相性◎
・脇が痛くなりやすい
● 標準タイプ
・基本的には多くのブラが合いやすい
・3/4カップが特にフィットしやすい傾向
● 広めタイプ
・U字型ワイヤーやワイヤー幅が広めのブラが合う
・浅めカップはワイヤーが胸に乗りやすいので注意
5. バージスラインが合っているか確かめる“最重要ポイント”
① つけたときにワイヤーが胸に乗っていないか
胸に当たっているならNG。痛みが出る原因です。
② ワイヤーが浮いていないか
浮いている場合は、カップが大きいかワイヤー幅が広すぎる可能性。
③ 前中心が浮かないか
ここが密着しているなら、バージスラインとの相性はかなり良い証拠。
6. 分からない時は“両方の形”を試してみる
L字ワイヤー・U字ワイヤーの両方を試してみるのもおすすめ。
動いた時に痛みや浮きが出にくい方が、あなたのバージスラインに合っています。

